第34回デザイン基礎学セミナー『沈黙から言葉へ:子どもの権利と回復を支えるデザインの役割』
子ども時代の感情の抑圧が社会に長期的な影響を及ぼすと指摘したアリス・ミラー(1923-2010)は、同時に、子どもを権利の主体として尊重し、回復の条件を示した。今回はその視座にも依拠しつつ、子どもを権利主体とする回復の公共圏をいかにデザインし得るのか、思想と制度、現場の実践を往復しつつ、ともに深めてみたい。
講師
田北 雅裕 Takita Masahiro
九州大学芸術工学研究院准教授。1975年熊本市生まれ。2000年、学生の傍らデザイン活動triviaを開始。以降、まちづくりとデザインを切り口に様々なプロジェクトに携わる。04年に熊本県杖立温泉街に移住、住民の立場からまちづくりを実践。現在は、コミュニケーションデザイン/サービスデザインの巻てから、主に子ども家庭福祉の課題を乗り越えていくための実践・研究に取り組んでいる。
日時
2025年12月2日(火)18:00~20:00(開場 17:45~)
会場
九州大学大橋キャンパス・印刷実験棟2F+オンライン (ZOOM)
*ご関心のある方はどなたでも自由に参加できます。参加ご希望の方は前日までに、こちらの申込みフォームからお申込みください(締切:12/1、講演は日本語のみ The lecture will be given in Japanese only.)。
*オンライン参加をご希望の方は、上記フォームに入力頂いたアドレスに当日、URL等のご案内をお送りします。事前にZoomの最新版をダウンロードしてください。
主催
九州大学大学院芸術工学研究院・デザイン基礎学研究センター
共催|九州大学芸術工学部未来構想デザインコース
問い合わせ先|古賀徹
designfundamentalseminar#gmail.com(#は@に置き換えてください。)
