2026.10.16

第36回デザイン基礎学セミナー『後ろの正面──IEIE裏話』

1974年、実験音楽家デーヴィッド・チュードアは、島をまるごと巨大な楽器に仕立て上げるプロジェクト《Island Eye Island Ear(IEIE)》を構想した。しかし、計画は実現しないまま半世紀が過ぎる。2024 …

2026.1.20

第35回デザイン基礎学セミナー『マンガというデザイン──「映画的手法」を超えて』

近年、グローバルな進展をみせるマンガ研究のうち、その表現手法はしばしば「映画的手法」との比較のもとに検証されてきた。では、その映画が制度や表現として大きく変動しつつある現在、マンガはどのようにデザインされうるのか──マン …

2025.11.7

第34回デザイン基礎学セミナー『沈黙から言葉へ:子どもの権利と回復を支えるデザインの役割』

子ども時代の感情の抑圧が社会に長期的な影響を及ぼすと指摘したアリス・ミラー(1923-2010)は、同時に、子どもを権利の主体として尊重し、回復の条件を示した。今回はその視座にも依拠しつつ、子どもを権利主体とする回復の公 …

2025.9.5

第33回デザイン基礎学セミナー『初期ロマンティークというデザイン:フランツ・シューベルトをめぐって』

「ここではない何処か」への抑えがたい衝動がロマン主義の要件であったとすれば、19世紀初頭にあってその衝動は、いまだ国家や民族の色に染まることを免れていた。後代へと幾筋にも反射する純度の高い光源がここにはある。シューベルト …

2025.3.21

第9回 数理モデルデザイン研究会 (Society for Math for Design)

科学分野で説明対象の仕組み(デザイン、メカニズム)を明らかにすることは、観察データから具体的な数理モデルを同定することと関係が深い。また、社会の仕組みや、人々の行動の分析の背後には、暗黙のもしくは明示的な「数理モデル」の …

2025.2.6

第8回 数理モデルデザイン研究会 (Society for Math for Design)

科学分野で説明対象の仕組み(デザイン、メカニズム)を明らかにすることは、観察データから具体的な数理モデルを同定することと関係が深い。また、社会の仕組みや、人々の行動の分析の背後には、暗黙のもしくは明示的な「数理モデル」の …

2025.1.14

第32回デザイン基礎学セミナー『システムと抵抗:デザインの限界点をめぐって』

デザインは合理的に機能し、スケーラブルで代替可能な「システム」として物事を扱う視点を持つ。だが、例えば水俣における社会運動はシステム化されたデザインに対する「ひと」としての抵抗でもある。本来、デザインは代替的な現実を創り …

2024.10.18

第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ:素材・技術・場所の連関をめぐって』

原野とは、さまざまなものが未分化な地平をいう。そこはアートとデザイン、建築、土木が分離対立する手前で、人間と造形と環境の関係を再考する場であり、造形芸術を大きな物質循環のなかに置き戻す手だてを考える場である。理論ではなく …

2024.7.29

第7回 数理モデルデザイン研究会 (Society for Math for Design)

科学分野で説明対象の仕組み(デザイン、メカニズム)を明らかにすることは、観察データから具体的な数理モデルを同定することと関係が深い。また、社会の仕組みや、人々の行動の分析の背後には、暗黙のもしくは明示的な「数理モデル」の …

2024.7.1

第30回デザイン基礎学セミナー『美学から考える「場」とそのデザイン』

美学(感性論)の仕事が、自分と異なる人・もの・自然との協働から新たな感性を発見・言語化することだとすれば、そこでは協働の「場」が生まれています。こうした場、さらにはそのデザインについて、美学の立場から考えてみたいと思いま …