第36回デザイン基礎学セミナー『後ろの正面──IEIE裏話』
1974年、実験音楽家デーヴィッド・チュードアは、島をまるごと巨大な楽器に仕立て上げるプロジェクト《Island Eye Island Ear(IEIE)》を構想した。しかし、計画は実現しないまま半世紀が過ぎる。2024年、北海道とノルウェーにてこの未完の構想を実現しようとする試みは、思いがけない副産物を次々と生み出し、いつしか当初の目的と結果の関係を裏返していく。実験音楽、演劇、魔術、テクノロジーをめぐる幾重もの裏話を辿りながら、現実と仮想の表裏が反転するからくりを上演する。
講師
中井悠 You Nakai
No Collectiveのメンバーとして音楽、ダンス、演劇、お化け屋敷などを世界各地で制作。制作のかたわらで実験的電子音楽、パフォーマンス、影響や癖の理論などについて研究を行なう。著書に『墓の影響学』(Appendix, 2026)、『Reminded by the Instruments: David Tudor’s Music』(Oxford University Press, 2021)など。最近の制作に、《Island Eye Island Ear》の半世紀越しの実現(札幌国際芸術祭+ロフォーテン国際芸術祭、2024)など。翻訳に『調査的感性術』『フォレンジック・アーキテクチャー』など。東京大学准教授(表象文化論)、副産物ラボ主宰、東京大学アルスノーヴァディレクター。
日時
2026年10月27日(火)18:30~20:30(開場 18:15~)
会場
九州大学大橋キャンパス・印刷実験棟2階+オンライン (ZOOM)
*ご関心のある方はどなたでも自由に参加できます。参加ご希望の方はこちらの申込みフォームからお申込みください(講演は日本語)。
*オンライン参加をご希望の方は、上記フォームに入力頂いたアドレスに当日、URL等のご案内をお送りします。事前にZoomの最新版をダウンロードしてください。
主催
九州大学大学院芸術工学研究院・デザイン基礎学研究センター
共催|九州大学芸術工学部未来構想デザインコース
問い合わせ先|古賀徹
designfundamentalseminar#gmail.com(#は@に置き換えてください。)
