2019.10.21

第11回デザイン基礎学セミナー『デザイン図書館というデザイン』

テクノロジーの発達とともに、我々を取り巻く情報環境はもとより、「情報」という概念そのものが大きく拡張しつつある今、「高次のデザイナー」を支援する図書館はどうあるべきか?このセミナーでは、海外の大学図書館に関するトレンドや …

2019.10.7

第10回デザイン基礎学セミナー『まなざしのデザイン──モノの見方を変えるとは?』

私たちは日々の生活の中ですぐに何かに捉われてしまいます。モノの見方が固定されてしまうと、物事が正しく見えないことがあります。その状況が困難であればあるほど、私たちは時々視点を変えて、異なる方法で世界を見る必要があります。 …

2019.7.12

第9回デザイン基礎学セミナー『密室を解放するデザイン──境界を超える社会・空間・生活・思想を求めて』

近代以降、特に20世紀以降はある意味生活空間、社会空間の密室化が進んだ時代であった。個人の権利が守られ、境界が設けられ、人々はコンクリートといった近代の建材によって区切られた空間に生まれ育ち、生活をするようになった。それ …

2019.5.27

第8回デザイン基礎学セミナー『純セレブ・スピーカーから見た科学技術文明の根本問題』

スピーカーユニットを、ダンボール箱にセットして新聞紙を詰めると、思いもかけない素晴らしい音がした。この発見から純セレブ・スピーカー(BioSpeaker)の開発は始まった。百数十年の歴史を持つ完全な成熟産業に起きたこのイ …

2019.5.11

第7回デザイン基礎学セミナー『セラミックとデジタルファブリケーション』

伝統工芸とデジタル・ファブリケーションの関係を思考するデザイナー、リナ・ベルナベイ氏のレクチャーを行います。セラミックの3Dプリンターを用いた「ハイブリッド」な陶芸作品によって、伝統工芸のデザイン言語と現代的なデジタル言 …

2019.3.15

第6回デザイン基礎学セミナー『意味のイノベーションにおけるコンテクストの重要性』

ソリューションとしてのアイデアがあふれるようになった現在、新たな意味を見出すことの重要性が増している。学習とコミュニケーションの仕組みと帰結について複雑系科学、脱植民地化、経営学を横断的に研究した知見を踏まえると、デザイ …

2019.1.25

第5回デザイン基礎学セミナー『社会を形づくること:デザインが社会的なプロセスになること』

デザインの対象が「社会」に広がっている。ビジュアルやプロダクト、建築や環境など人工物に形を与えてきたデザインが、新たに人びとの結びつきやそこから生まれる営みを形づくることにその射程を広げている。そのことと重なるように、わ …

2018.12.3

第4回デザイン基礎学セミナー『Vision Driven: 妄想からスタートする』

集団としての創造力を発揮する共創の環境が整ってきた今だからこそ、個人としての独創の力 をより引き出すことが求められている。ヴィジョンを駆動するイノベーションとはどのようなものか。そしてそのためのアート思考とは。戦略デザイ …

2018.7.10

第3回デザイン基礎学セミナー『クリティークとしてのデザイン』

デザインを批評するのではなく、何かをデザインすることで現実を批評する。そうしたデザインはいかにして可能だろうか。デザインが現実に対するある種の応答であるかぎり、そのうちには現状に対する解釈や価値付けが含まれています。だと …

2018.6.25

第2回デザイン基礎学セミナー『デザインのフロンティアのありか』

いまデザインを導くものは、テクノロジーの「進化」でもなく、物や人間関係をなめらかにする「工夫」でもなく、人々から悲劇を免除する「仕組み」でもない。それらはいったいいかなる人間を要請するのか、それを問うことにほかならない。 …