2020.11.20

第16回デザイン基礎学セミナー『Post-Speculative Biologies』

21世紀に入り、バイオテクノロジーは数々の革新を見てきた。iPS細胞、DNAシークエンスの低コスト化、CRISPR、そして分析から合成へと向かう生物学の根本的な移行である。こうした「読みとり専用」から「書き込み可能」への …

2020.9.29

第15回デザイン基礎学セミナー『芸術祭のつくりかたと危機管理』

あいちトリエンナーレ 2019 芸術監督を務めた経験から、芸術祭実施にいたるまでの経緯と、「表現の不自由展・その後」の中止から再開に至るまでの危機管理を語っていただきます。 講師 津田大介(ジャーナリスト/メディア・アク …

2020.7.29

第14回デザイン基礎学セミナー『リサーチ・スルー・デザインの理論と実践』

デザインの実践を通じて知を得ること、それがResearch through Design (RtD)である。プロダクトからサービス、サステナビリティーへとデザインの実践領域が拡大しつつあるいま、心や身体を実際に動かすこと …

2020.6.3

第13回デザイン基礎学セミナー『写真とデザインが交差するところ』

写真とデザインは歴史的にみると、理論や実践の対象として、少なからず類似した立場に置かれてきたのではないでしょうか。しかしながら、それぞれの領域を横断可能にする議論は決して多くはありません。そこで写真論を専門としてきた研究 …

2020.2.10

第12回デザイン基礎学セミナー『デザイナーとは誰か?:「プロフェッショナリズム」からみるデザイン原論』

デジタル化が進むことで、デザイナーの職能が生活者とのあいだでボーダレス化し、曖昧化しつつある。また、デザイナーがAIに取って代わられるかもしれないという不安もある。そうした状況のうちでデザインの新しいあり方を生み出す人々 …

2019.10.21

第11回デザイン基礎学セミナー『デザイン図書館というデザイン』

テクノロジーの発達とともに、我々を取り巻く情報環境はもとより、「情報」という概念そのものが大きく拡張しつつある今、「高次のデザイナー」を支援する図書館はどうあるべきか?このセミナーでは、海外の大学図書館に関するトレンドや …

2019.10.7

第10回デザイン基礎学セミナー『まなざしのデザイン──モノの見方を変えるとは?』

私たちは日々の生活の中ですぐに何かに捉われてしまいます。モノの見方が固定されてしまうと、物事が正しく見えないことがあります。その状況が困難であればあるほど、私たちは時々視点を変えて、異なる方法で世界を見る必要があります。 …

2019.7.12

第9回デザイン基礎学セミナー『密室を解放するデザイン──境界を超える社会・空間・生活・思想を求めて』

近代以降、特に20世紀以降はある意味生活空間、社会空間の密室化が進んだ時代であった。個人の権利が守られ、境界が設けられ、人々はコンクリートといった近代の建材によって区切られた空間に生まれ育ち、生活をするようになった。それ …

2019.5.27

第8回デザイン基礎学セミナー『純セレブ・スピーカーから見た科学技術文明の根本問題』

スピーカーユニットを、ダンボール箱にセットして新聞紙を詰めると、思いもかけない素晴らしい音がした。この発見から純セレブ・スピーカー(BioSpeaker)の開発は始まった。百数十年の歴史を持つ完全な成熟産業に起きたこのイ …

2019.5.11

第7回デザイン基礎学セミナー『セラミックとデジタルファブリケーション』

伝統工芸とデジタル・ファブリケーションの関係を思考するデザイナー、リナ・ベルナベイ氏のレクチャーを行います。セラミックの3Dプリンターを用いた「ハイブリッド」な陶芸作品によって、伝統工芸のデザイン言語と現代的なデジタル言 …